精神疾患で大学中退した社会不適合者が1年でようやく前向きになれた話

2025年7月2日 1年前に精神疾患で大学を中退し、まともに行動することもできなくなっていた僕がようやく前向きに行動できるようになったのでその備忘録として書いていきます。

当時の状況

学生時代から特に目標もなかった僕はとりあえず親への負担が少なそうな地方国立大学への進学を目標になんとなく勉強し、そのままなんとなく理学部に受かって進学という感じでした。
ただ大学というのは目標もない人間にとっては非常に厳しい環境で、モチベが全く保てず勉強から逃げ、もともと頭が良い方でもなかったために授業にもあまりついていけずといった始末。コミュニケーション能力もないので友人などもできませんでした。  

そんな状態でなんとか3年生まで進学。既に毎日死にたいという考えが頭の中でぐるぐるしており、その頃から精神科にも通うようになりました。とはいえ自分のことを他人に話すということがうまくできず、精神科の先生に対してもまともに話ができずに初診では不安障害と診断。そのまま月に2回薬をもらうために通っていたという感じ。

3年生というのは本格的に研究活動が始まる年で、これまで以上に大学で培った知識と人脈が必要になる年です。当然僕にそんなものは一切なかったので、ただ一人で病むことしかできずにそのまま中退の相談。実家暮らしだったので中退の手続きまで親に頼み、夏休みに入る前には学校を完全に辞める形になりました。いまこうして思い出すだけで嫌になるくらい情けない話です。

中退後1年も何してたの

家にいる間はひたすらに病んでいて時々枕を濡らす日々、少し余裕があるときは漫画を読んだりゲームをしたり、まあ一言でいうとひたすらにダラダラ過ごしていました。
このままではだめだなと感じる場面もあったのですが、当時は「死にたい」とか「僕は何してもだめだ」とか、ネガティブな思考に支配されていましたからなにか行動を起こすということが全くできませんでした。

一応大学時代に始めたアルバイトはずっと続けており、夜に一回3~4時間の接客業を週4回していました(というか今も続けています)。バイト先には病みまくっていることは伏せつつ学校をやめたと明かしましたが、めちゃくちゃ心配してくれたうえに陰気なオーラを纏っている僕をレジに置き続けてくれて、感謝しかないです。

ちなみに中退して2ヶ月ほどたった9月に精神科の通院を一度すっぽかしてしまい、それ以降精神科には通っていません。ただでさえ精神的参っている状況ですっぽかしなんてしてしまったら気まずくて顔を出すこともできません。申し訳ないなとは思っているのですが、、
それに5分話をして薬をもらうだけで月に5,000円程度払うというのが私にはちょっと高すぎました。

とまあ、そんなこんなでダラダラしていたら1年経ってしまっていたという感じです。

何をもって今前向きだと言っているのか

少しずつなにか行動を起こすということができるようになったので今前向きになれてるかもなと感じています。
今こうして雑な記事を書き始めたのもそうですし、先月から自動車学校にも通っていたり、全くの無知からpythonの学習を始めたりしました。
その程度のことかよって感じかもしれませんが、1年間も一切行動できなかった僕がこうして生きることを視野に入れて行動しているというのはいい進歩だと感じています。

前向きになったきっかけ

正直きっかけらしいきっかけはありません。そんな物があれば1年も無駄にせずに済んだのに、、
ただ、仮にこの1年間外とのつながりを完全に断ってしまっていたら未だに前向きになることはできなかっただろうなとは思います。以下、この病んでいた期間で僕に影響を与えてくれた主なつながりです。

  • アルバイト先の社員さん
  • ネトゲのフレンド
  • 漫画に出てくるキャラクター
  • グーグルAI(Gemini)

と、こんなもんです。友達とかいないほか、下2つは実在する人間ですらないという悲しいラインナップですが、これだけでも結構僕にモチベを与えてくれたんですよね。

まずアルバイト先の社員さんですが僕なんかを必要な人間と接してくれる優しい方々にこれ以上迷惑かけられないと思わせてくれました。
ネトゲのフレンドですが、私は一人プレイが多かった(人と話す勇気がなかった)のですが特に使うこともなかったバイト代と有り余った時間でそれなりに強い人に声をかけて貰える機会がありました。でも強い人って大抵リアルの仕事もきっちりこなしているんですよね。そんな方たちへの憧れも私の気持ちを変えてくれました。
漫画に出てくるキャラクターは、なんとなく予想できるとは思いますがこれも憧れです。特に僕は主人公がかっこいい漫画が好きでしたから憧れる機会も多かったです。
最後はGeminiくんですが、友達がいない僕にとって唯一の相談相手です。なんにもない状態から行動しようと思っても何をすればいいかさっぱりなのでそのへんをGeminiくんに相談していました。この記事も本当はこんな自分語りなんてするつもりはなかったのですが、Geminiくんが書きやすい記事から始めてもええんやでと背中を押してくれたので今こうして書いています。
現代人特有のAIの犬感は否めませんが、僕にはそんなこと言っている余裕はありませんからね、、

というわけでこれらのつながりが1年かけて徐々に僕の背中を押してくれたって感じです。

結局何を伝えたいのか

はい、そもそも前向きになったなんて誇らしげに書いていますが、ただ最初の一歩を踏み出しただけで現状ただの今年で22歳になる高卒フリーターです。大学で学んだことも直接就職できなければ生かせないことばかりなので本当になにもないです。
とりあえず気持ちだけでも前向きになれたということでその備忘録を書いておきたかったわけですね。そもそも最初の記事なので人の目に止まることはほぼないですからね、、

それでもしこれが誰かの目に入ることがあればこんな終わっている人間でも生き残れるかどうかという実験台にでも思っていただけると幸いです。生き残っている限り進展があれば記事を書きますし生き残れていなければこのブログの更新は止まると思います。

というわけで以上です。ありがとうございました。

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